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Tree-Nationとは|植樹プラットフォームの仕組みを詳しく解説
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Tree-Nationとは|植樹プラットフォームの仕組みを詳しく解説

by tokyoplants 編集部

「Tree-Nation」という名前を、tokyoplantsのメンバーシップ制度「tokyo to forest」を通じて初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。この記事では、Tree-Nationという植樹プラットフォーム単体にフォーカスし、その成り立ちや仕組み、どうやって「植えた後」まで見届ける透明性を実現しているのかを、公式情報をもとに詳しく解説します。

結論:Tree-Nationは、植樹の透明性を技術で担保するグローバルな植樹プラットフォーム

Tree-Nationは2006年に設立された植樹プラットフォームで、世界各地の森林再生プロジェクトと、木を植えたい個人・企業をオンラインでつなぐ仕組みを提供しています。最大の特徴は、「植えて終わり」にせず、事前審査・継続的なモニタリング・デジタル証明書といった仕組みによって、植えられた木のその後まで追跡できるようにしている点です。tokyoplantsの「tokyo to forest」は、このTree-Nationを通じて実際の植樹を行います。

Tree-Nationの成り立ち

Tree-Nationは、Maxime Renaudin氏によって2006年に設立されました。最初のプロジェクトは、世界でも特に乾燥した環境の一つとされる西アフリカ・ニジェールで始まったとされています。翌2007年には、国連環境計画(UNEP)の公式パートナーとして認められ、国際的な森林再生の枠組みの一角を担うようになりました。近年では2024年から国連砂漠化対処条約事務局(UNCCD)とも公式パートナーシップを結んでいるとされ、国連の持続可能な開発目標(SDGs)17項目のうち、14項目に沿った事業運営を掲げています。

「仮想樹木(バーチャルツリー)」や「オンライン森林」といった仕組みを使い、遠く離れた植樹地の状況をオンラインで確認しながら参加できるようにした点が、従来の植樹活動と大きく異なるところです。

事業規模・展開地域

Tree-Nation公式サイトによると(2026年9月時点、数値は継続的に更新されるため変動します)、以下のような規模で活動が展開されています。

  • 6大陸にまたがる55以上のアクティブな森林再生プロジェクトを支援
  • これまでに4,800万本以上の樹木の成長を支援
  • 30,000社以上の企業が参加

植樹先は特定の地域に偏らず、森林再生(reforestation)だけでなく、アグロフォレストリー(森林農業)など、それぞれの地域や生態系に適した形のプロジェクトが選ばれているのが特徴です。地球上の陸生種の85%が生息するとされる熱帯雨林の保護にも重点が置かれています。

なお、公式サイトのトップページと詳細ページとで表示される植樹本数・企業数の数値に多少の差が見られることがありますが、これはリアルタイムに更新されるカウンターであることや、集計時点の違いによるものと考えられます。この記事では、比較的保守的な数値を「〜以上」という形で紹介しています。

透明性の仕組み:植えて終わりにしない

Tree-Nationが他の植樹プログラムと一線を画すのは、植えた木がその後どうなったかまで追跡できる仕組みを持っている点です。

  • プロジェクトの事前審査: プラットフォームに参加するプロジェクトは、環境面・社会面・管理体制などについて審査を経て採用されます
  • 独自URLによる個別トラッキング: 植えられた1本1本の木について、樹種・プロジェクト・現在の状態を確認できる固有のURLが発行されます
  • 継続的なモニタリング: プロジェクトからの定期報告に加え、位置情報付きの写真、現地スタッフによる確認、第三者提供の衛星データを組み合わせて、植樹地の植生の変化が継続的にチェックされます
  • Tree Certificate(植樹証明書): 植えた木について、樹種・地域・プロジェクトの情報が記載された証明書が発行され、プロジェクト管理者の署名が入る仕組みになっています
  • 「あなたの森(Your Forest)」ページ: 参加者ごとに、自分が植樹に関わった木の一覧や、CO2オフセット量などのインパクトを確認できる個人ページが用意されています

「植えた本数」だけを打ち出す取り組みは世界中に数多くありますが、こうした形で「その後」まで追跡できる仕組みを整えている団体は多くありません。

企業がTree-Nationと提携する方法

Tree-Nationは、企業向けにいくつかの提携の形を用意しています。

  • Offset Product: 商品が売れるたびに、一定のルールで植樹を行う仕組み(tokyoplantsの「tokyo to forest」はこの形に近く、購入金額の1%をポイント化し、貯まったポイントを植樹に交換する独自の運用をしています)
  • Offset Team: 社員やチームの活動量に応じて植樹・カーボンオフセットを行う仕組み
  • Offset Website: Webサイトへのアクセスに応じて自動的にオフセットを行う仕組み
  • API連携: 自社サービスに植樹機能を柔軟に組み込むための連携方法

tokyoplantsは、この中でも「購入という日々の行動が、そのまま植樹につながる」という設計を選び、tokyo to forestという独自のメンバーシップ制度として運用しています。制度の詳しい仕組みは「tokyo to forestのポイントの貯め方・使い方ガイド」で、tokyoplantsがこの取り組みを始めた理由は「tokyo to forest|売上の1%を、世界の森へ」で紹介しています。

まとめ

Tree-Nationは、2006年の設立以来、UNEPをはじめとする国際機関との連携を重ねながら、「植えて終わりにしない」透明性の仕組みを整えてきた植樹プラットフォームです。事前審査・衛星モニタリング・デジタル証明書といった技術的な裏付けがあることが、多くの企業・個人に選ばれている理由の一つと言えそうです。

tokyoplantsも、このTree-Nationをパートナーに選び、「tokyo to forest」という形で植樹活動への参加を始めました。まだ実績のない生まれたばかりの取り組みですが、一本一本の植樹を実直に積み重ねていく過程を、今後もこのメディアで紹介していく予定です。

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