tokyoplants
観葉植物用ヒートマットおすすめ比較|冬越し・発根促進
レビュー

観葉植物用ヒートマットおすすめ比較|冬越し・発根促進

by Masashi Matsubuchi

冬場に観葉植物の生育が急に鈍る、あるいは挿し木がなかなか発根しない——どちらも「根まわりの温度不足」が原因になっていることが少なくありません。ヒートマットは鉢の底から土を温める道具で、冬越し対策と挿し木の発根促進の両方に活用できます。この記事では、観葉植物向けのヒートマットを比較し、サーモスタットの有無やサイズ別の選び方を解説します。

※本記事で紹介するAmazon商品は、2026-09-15時点で実際にAmazon商品ページを確認し、評価・レビュー件数・在庫状況(★3.2以上・レビュー10件以上・在庫あり)を満たすもののみ掲載しています。価格・在庫は変動するため、ご購入前に最新情報をAmazon商品ページでご確認ください。

結論(最初に答え)

  • サーモスタット内蔵で手軽に使いたいなら → デジタル温度表示・IP67防水のBRIM HMT-330
  • 国産ブランドの実績を重視するなら → 国華園のサーモ付きヒーターマットS
  • 鉢数が多く広い範囲を温めたいなら → 大型サイズのL(別売りサーモスタットと組み合わせ)

ヒートマットは「サーモスタットの有無」で使い勝手が大きく変わります。温度調整機能がないマットは気温より一定の温度だけ高くなる仕組みのため、置き場所の気温によっては過度な高温になるリスクもあります。特に観葉植物の根は高温にも弱いため、初めて導入する場合はサーモスタット付き(または内蔵)のモデルを選ぶことをおすすめします。

なぜヒートマットが冬越し・発根促進の両方に効くのか(理由・仕組み)

冬越し:根の低温障害を防ぐ

観葉植物の多くは熱帯・亜熱帯原産で、根の適温はおおよそ20℃前後とされています。冬場に室温が下がると、葉が多少寒さに耐えられていても、鉢の中の土は室温よりさらに低くなりやすく、根の水分・養分の吸収能力が落ちてしまいます。ヒートマットで鉢底から土を温めることで、根の周辺温度を安定させ、冬季の生育低下や根のダメージを抑える効果が期待できます。冬の乾燥・低温が葉に与える影響については冬の暖房と葉の乾燥の科学で詳しく解説しています。

発根促進:発根に適した温度帯を保つ

挿し木の発根には、多くの観葉植物で20〜28℃程度の温度帯が適しているとされています。特に秋冬の気温が低い時期に挿し木を行う場合、温度不足によって発根までの期間が大きく延びたり、そのまま腐敗してしまったりすることがあります。ヒートマットで挿し床の温度を一定に保つことで、発根に適した環境を年間を通じて再現しやすくなります。モンステラなどの挿し木の具体的な手順はモンステラの増やし方・挿し木ガイド、発根失敗の主な原因は挿し木・水挿しが発根しない主な原因を参考にしてください。

シャディ
シャディ植物のお世話係WARNING

ヒートマットを使うと土が乾くスピードも上がるよ。根元が温かくなっている分、普段より水切れに気づきにくいから、水やりの間隔は短くなる前提でチェックしてね。

tokyoplants公式アプリキャラクター

サーモスタットが必要な理由

サーモスタットのないヒートマットは、多くの製品で「周囲の気温+10〜15℃前後」の表面温度になる仕組みです。室温が20℃の環境では表面温度が30℃前後で収まりますが、日中に室温が上がる部屋で使い続けると、意図せず高温になりすぎることがあります。サーモスタットは温度センサーで実際の温度を測定し、設定温度に近づくとヒーターの出力を自動で調整する仕組みのため、根に負担をかけにくい安定した温度を保てます。

ブルーム
ブルーム成長・開花担当TIP

発根の記録は日付を残しておくと、次に挿し木をするときの目安になるよ。「このマットだと何日くらいで根が動き出したか」をアプリのメモ機能で残しておくのもおすすめ。

tokyoplants公式アプリキャラクター

サーモスタット有無・サイズ別の選び方

状況 おすすめタイプ
初めてヒートマットを使う サーモスタット内蔵・デジタル表示タイプ
鉢1〜2個の冬越し・発根管理 S〜33×53cm程度のコンパクトサイズ
鉢数が多い・棚全体を温めたい Lサイズ+別売りサーモスタットの組み合わせ
水やりで濡れる可能性がある場所で使う IP67相当の防水表記があるモデル

Amazonで購入できるヒートマット

【公式】BRIM(ブリム) 植物ヒートマット HMT-330

国内の室内園芸ブランドBRIMが展開するヒートマットです。サーモスタットが内蔵されており、デジタル表示で現在の温度を確認しながら使えます。IP67相当の防水性能があるため、水やり時に多少濡れても安心して使えるのも特徴です。33×53cmのサイズで、3〜4号鉢を数個並べて管理するのに適したサイズ感です。BRIMは育成ライトのシリーズでも国内で高い評価を得ているブランドで、初めてヒートマットを導入する方に選びやすい1台です。

国華園 サーモ付きヒーターマットS(53×25.5cm)

長年、園芸資材・農業資材を扱ってきた国華園のヒーターマットです。専用サーモスタットが付属しており、20〜42℃の範囲で温度を設定できます。ラン・多肉植物など幅広い植物の育苗・保温用途で案内されている製品で、観葉植物の冬越し・発根促進にも応用できます。

国華園 植物育苗ヒーターマットL(122×53cm)

122×53cmの大型サイズで、複数の鉢や挿し木の育苗トレーをまとめて並べられます。サーモスタットは別売りのため、温度管理を行いたい場合は国華園の専用サーモスタットをあわせて用意することをおすすめします。棚全体で植物を管理している方や、挿し木を一度に多く発根させたい方に向いています。

よくある失敗例

1. サーモスタットなしのマットを高温になりやすい環境で使う

窓際など日中に気温が上がりやすい場所でサーモスタットなしのマットを使い続けると、想定より高温になり根を傷めることがあります。設置場所の気温変化が大きい場合は、サーモスタット付き(内蔵)のモデルを選びましょう。

2. マットの上に直接鉢を置いて水はけが悪くなる

マットの上に鉢を直置きすると、受け皿の水が溜まったままマットに触れ続け、故障や過湿の原因になることがあります。防水表記があるモデルでも、必要に応じてトレーや台を挟んで使うと安心です。

3. 温度計を使わず体感だけで温度を判断する

ヒートマットの表面温度は手で触れただけでは正確に把握しづらいものです。特にサーモスタットのないモデルを使う場合は、温湿度計を併用して実際の温度を確認する習慣をつけましょう。室内の温湿度管理については観葉植物の温湿度計おすすめ比較も参考にしてください。

まとめ

観葉植物用のヒートマットは、冬越しの根の保温と挿し木の発根促進の両方に活用できる道具です。

  • 初めて使うならサーモスタット内蔵・デジタル表示タイプ(BRIM HMT-330)
  • 国産ブランドの実績を重視するなら国華園のサーモ付きヒーターマットS
  • 鉢数が多いならLサイズ+別売りサーモスタットの組み合わせ

温度管理は根の健康に直結する要素です。ヒートマットと合わせて、水はけの良い用土を使うことで根腐れリスクも抑えられます。用土選びに迷ったら、tokyoplantsの『 I'm original SOIL(tokyoplantsプレミアム培養土) 』もぜひご検討ください。

この記事を書いた人

Masashi Matsubuchi

Masashi Matsubuchi / tokyoplants

tokyoplants オーナー

東京・世田谷を拠点とする希少観葉植物専門店「tokyoplants」オーナー。自ら海外へ足を運んで一点ずつ厳選した株を買い付け、年間800株以上を自身の手で育てて販売しています。

プロフィールを見る →

Amazonで関連商品を見る

Amazonへ →

※本セクションにはAmazonアソシエイトリンクを含みます。

tokyoplants で購入する

ショップを見る →

Next Read

読了後におすすめの記事

tokyoplants Shop

tokyoplants で購入する

ショップを見る →

Instagram で最新情報をチェック

入荷情報・育て方のコツを発信中

@tokyoplants.jp

関連記事

レビューの他の記事