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観葉植物の剪定バサミおすすめ比較|選び方も解説
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観葉植物の剪定バサミおすすめ比較|選び方も解説

by tokyoplants 編集部

「剪定バサミなんてどれも同じでは」と思っていませんか。実は切れ味の悪いハサミは切り口を潰し、植物の回復を遅らせる原因になります。100均のハサミで剪定して切り口が黒ずんでしまった、という失敗も少なくありません。この記事では、観葉植物の剪定バサミの種類と選び方を整理したうえで、Amazonで評価の高い商品をタイプ・価格帯別に比較します。

結論(最初に答え)

観葉植物の剪定バサミ選びの結論は次の3点です。

  1. 茎や枝を潰さず切れる「バイパス式」を選ぶ(片刃で剪定に最適)
  2. 握力に自信がなければ「ラチェット式」を選ぶ(テコの原理で軽い力で切れる)
  3. 刃物メーカー製のステンレス刃を選ぶ(切れ味の持続・お手入れのしやすさが違う)

「安いから」ではなく「潰さず切れるか」を基準に選ぶと、失敗しにくくなります。剪定そのものの手順やタイミングについては観葉植物の剪定・切り戻し入門で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

理由・仕組み

剪定バサミには大きく分けて「バイパス式」「アンビル式」「ラチェット式」の3タイプがあります。

  • バイパス式:上下の刃がハサミのようにすれ違って切る片刃構造。生きた枝葉を潰さずシャープに切れるため、観葉植物の剪定に最も適しています。
  • アンビル式:片方の刃をもう片方の平らな台(アンビル)に押し当てて切る構造。枯れ枝や太い木質の枝を切るのには向きますが、生きた枝葉は挟んだ部分が潰れやすく、切り口の回復が遅れる原因になります。
  • ラチェット式:バイパス式やアンビル式の刃に、テコの原理で徐々に力を伝える機構(ラチェット)を組み合わせたタイプ。1回で切れなくても、握るたびに少しずつ刃が進むため、約1/3の力で切断できます。

観葉植物の剪定では、剪定・切り戻し入門でも解説している通り「節の少し上を潰さずに切る」ことが回復スピードを左右します。切れ味の悪いハサミや、生木に不向きなアンビル式で無理に切ると、切り口の細胞が潰れて変色し、そこから病原菌が侵入するリスクも高まります。刃物メーカー製の道具を選ぶ価値は、まさにこの「潰さず切れる」精度にあります。

具体的なやり方(タイプ・価格帯別比較)

選び方のポイント

比較項目 バイパス式 アンビル式 ラチェット式
生きた枝葉への適性 ◎ 潰れにくい △ 潰れやすい ○(バイパス機構と組み合わせが多い)
必要な握力 通常 通常 少ない力でOK
向いている用途 観葉植物・生木の剪定全般 枯れ枝・太い木質枝 握力に不安がある人・太めの枝
価格帯の目安 ¥1,500〜5,000 ¥1,000〜3,000 ¥1,500〜3,000

観葉植物の剪定であれば、基本的には「バイパス式」一択と考えて問題ありません。手の力に不安がある場合は、バイパス機構を採用した「ラチェット式」を選ぶと、太めの茎でも無理なく切れます。

Amazonで評価の高い剪定バサミ比較

以下は執筆時点でAmazon.co.jp上で確認した評価・レビュー件数です。ご購入前には商品ページで最新の評価・在庫状況をご確認ください。

商品名 タイプ 価格(参考) 評価(Amazon実データ)
千吉 ラチェット式 剪定鋏 SGP-22R ラチェット式 ¥1,582前後 ★4.2・2,475件
ARS 剪定鋏 VS-8Z バイパス式 ¥3,220前後 ★4.5・1,542件
ARS 高級剪定鋏 V-8PRO バイパス式(上位モデル) ¥4,273前後 ★4.4・170件

千吉 ラチェット式 剪定鋏 SGP-22R|握力に不安がある人の1本目に

軽量なアルミボディにフッ素コート刃を組み合わせたラチェット式。約1/3の力で切断できるため、太めの茎や、力を入れづらい姿勢での剪定でも扱いやすいのが特徴です。価格も手頃で、初めての剪定バサミとしても選びやすいアイテムです。

ARS 剪定鋏 VS-8Z|評価の高さで選ぶならこの1本

1876年創業、堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションの定番モデル。生木切断能力は約15mmで、観葉植物の茎から庭木の細枝まで幅広く対応します。握るだけでロックが解除される「打ち合いクッション」構造が採用されており、切れ味とロックの使い勝手の両面で今回比較した3商品中もっとも高い評価(★4.5)を集めています。

ARS 高級剪定鋏 V-8PRO|切れ味を最優先したい人向けの上位モデル

VS-8Zの上位に位置するプロ仕様モデル。太い枝もスパッと切れる切れ味の良さと、しっかりしたロック機構が高く評価されています。大株を頻繁に剪定する、複数の植物を管理しているなど、道具への投資に見合う使用頻度がある方におすすめです。

よくある失敗例

失敗1: キッチンバサミや100均ハサミで代用する

刃の隙間が大きく切れ味も持続しにくいため、切り口を潰しやすくなります。太い茎を無理に切ろうとすると余計な力がかかり、株全体を揺らして根を傷める原因にもなります。

失敗2: アンビル式で生きた枝を切る

アンビル式は片刃を台に押し当てる構造上、生きた枝葉を挟んだ部分がどうしても潰れやすくなります。枯れ枝の片付けには便利ですが、観葉植物の剪定にはバイパス式を使いましょう。

失敗3: 切れ味が落ちても研がずに使い続ける

刃こぼれや樹液の付着を放置すると、切れ味が落ちて切り口を潰しやすくなります。使用後は樹液を拭き取り、定期的に研ぐか買い替えることで、常によく切れる状態を保てます。

失敗4: 消毒せずに複数の株を剪定する

刃に付着した樹液や汚れを介して、株から株へ病原菌を運んでしまうことがあります。特に弱っている株を剪定する前後は、アルコールなどで刃を軽く拭いてから使うと安心です。

まとめ

剪定バサミは「なんとなく」で選ばず、次の基準で選ぶと失敗しにくくなります。

  • 観葉植物にはバイパス式が基本。アンビル式は枯れ枝向けと使い分ける
  • 握力に不安があればラチェット式を選ぶと負担が減る
  • 刃物メーカー製のステンレス刃は切れ味の持続・お手入れのしやすさが違う
  • 切れ味が落ちたら研ぐ・買い替える。潰れた切り口は回復が遅れる原因になる

良いハサミは、剪定という作業そのものの負担を減らし、結果的に植物へのストレスも小さくしてくれます。具体的な剪定の手順やタイミングは観葉植物の剪定・切り戻し入門、植え替え時に必要な道具全般は植え替えに必要な道具リストもあわせてご覧ください。

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