クリスマスツリー代わりの観葉植物ランキング
Contentsこの記事の内容6項目
12月が近づくと「今年こそ大きなクリスマスツリーを飾りたい」と思う一方で、モミの木は場所を取るし、片付けも一苦労。使い切りの造花ツリーも味気ない——そんなときにおすすめなのが、普段から育てている観葉植物をツリー代わりにするという選択肢です。
観葉植物なら、クリスマスが終わっても片付ける必要がありません。1月になれば電飾とオーナメントを外すだけで、いつもの部屋のグリーンに戻ります。一年中育てられる植物が、12月だけ特別な姿になる——これは造花のツリーにはない魅力です。
この記事では、ツリー代わりに向く観葉植物の選び方と具体的なおすすめ、飾り付けの注意点までまとめました。
結論:樹形が「まっすぐ・こんもり」な常緑種を選ぶ
先に結論です。クリスマスツリー代わりに向くのは、次の3条件を満たす観葉植物です。
- 樹形がまっすぐ、または円錐・こんもり型(枝や葉がツリーのシルエットに近い)
- 常緑で、冬でも葉が茂っている(落葉樹は12月に葉が少なく不向き)
- 高さ80cm以上(存在感が出て、電飾を巻きやすい)
この条件に当てはまる代表格が、ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)、フィカス・ベンジャミン、ゴムの木(フィカス・エラスティカ)です。すでに家にある観葉植物がこの条件を満たしていれば、新しく買わなくてもツリー代わりにできます。
Pick Up — この記事で使う用土
ツリー代わりに向く植物の選び方
樹形で選ぶ
同じ「木」でも、観葉植物の樹形はさまざまです。ツリーらしく見せたいなら、以下のタイプを優先しましょう。
| 樹形タイプ | 特徴 | ツリー適性 |
|---|---|---|
| 直立・単幹型 | 1本の幹がまっすぐ伸びる(ドラセナ類) | ◎:幹に電飾を巻きやすい |
| こんもり・ドーム型 | 枝葉が茂って全体が丸い(ベンジャミンなど) | ◎:オーナメントを引っかけやすい |
| 円錐・ピラミッド型 | 下が広く上に向かって細くなる | ◎:見た目がツリーそのもの |
| 横に広がる大葉型 | 葉が大きく水平に広がる(リラータなど) | △:存在感は出るがツリーらしさは弱い |
| つる性 | 支柱やポールに巻きつく | △:吊るし飾りには向くがツリーの主役には不向き |
高さと株のボリュームで選ぶ
目安として、80cm〜150cmの株がリビングに置いたときにちょうどよい存在感になります。150cmを超える大型株は玄関やリビングの一角の主役として映えますが、天井高や動線を事前に確認しておきましょう。
常緑かどうかを確認する
観葉植物の多くは常緑ですが、念のため「冬に落葉する品種ではないか」だけは確認してください。今回紹介する品種はすべて常緑です。
おすすめ観葉植物ランキング
1位:ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)
まっすぐ伸びる幹と、その先に噴水のように広がる葉が特徴。直立型の樹形はツリーの「幹」役として最も扱いやすく、幹に細いLEDイルミネーションを螺旋状に巻きつけるだけで一気にクリスマスらしくなります。耐陰性が高く、冬の室内でも管理しやすい点も◎。育て方や他のドラセナ品種はドラセナ属の図鑑ページで詳しく解説しています。
2位:フィカス・ベンジャミン
海外のインテリア雑誌でも定番の「クリスマスツリー代わりのフィカス」。小さな葉が密に茂るこんもりとした樹形は、モミの木のシルエットに最も近い観葉植物のひとつです。枝の分岐が多いため、豆電球タイプの電飾を絡めたり、小さなオーナメントを引っかけたりしやすいのが強み。ただし環境の変化に敏感で、置き場所を急に変えると落葉することがあるため、飾り付けの間も定位置から動かさないようにしましょう。詳しい特徴はフィカス属の図鑑ページにまとめています。
3位:ゴムの木(フィカス・エラスティカ)
つやのある大きな葉と、しっかりした幹を持つ人気種。ベンジャミンほど枝が密ではありませんが、幹がまっすぐで安定感があり、大型オーナメントを飾っても倒れにくいのが利点です。葉数が少ない分すっきりした印象になるので、「賑やかなツリーより、洗練された北欧風の飾り付けにしたい」という場合に向いています。育て方の詳細はゴムの木(フィカス・エラスティカ)の図鑑ページを参照してください。
4位:フィカス・リラータ(カシワバゴム)
バイオリンのような大きな葉が特徴的な、近年人気の大型観葉植物。葉の枚数自体は少ないため密度でツリーらしさを出すタイプではありませんが、1枚1枚の葉が大きく存在感があるため、大ぶりのオーナメントや布リボンを組み合わせると絵になります。置き場所を頻繁に変えると落葉しやすい点はベンジャミンと同様なので、飾り付け中も動かさないのが鉄則です。詳しくはフィカス・リラータの図鑑ページで解説しています。
5位:アラウカリア(ノーフォークマツ)
冬になると園芸店やホームセンターで「クリスマスツリーの木」として売られていることがある針葉樹タイプの観葉植物です。左右対称に広がる枝が本物のモミの木に近い円錐形を作るため、電飾やオーナメントを飾らなくてもツリーらしい雰囲気が出せます。流通量は季節限定でやや不安定なため、見つけたら早めに確保するのがおすすめです(tokyoplantsでは常時取り扱っているわけではないため、店頭・ECの入荷状況をご確認ください)。
6位:ユッカ・エレファンティペス
太い幹の先に剣状の葉がロゼット状につく、シャープでモダンな樹形。密な葉でツリーらしさを出すタイプではありませんが、電飾を最小限にして、幹に細いライトを一周巻くだけでミニマルなクリスマスツリーになります。賑やかな装飾よりインテリア性を重視したい方向けの選択肢です。
飾り付けのアイデア
オーナメントは「重さ」を必ず確認する
観葉植物の枝は、モミの木のような硬い針葉樹の枝ほど強度がありません。重いガラスオーナメントを大量に吊るすと枝が折れたり、下垂れして樹形が崩れたりすることがあります。フェルトや紙製の軽いオーナメントを中心に、重いものは幹の付け根に近い太い枝だけに絞りましょう。
電飾は「LED・低発熱タイプ」を選ぶ
白熱球タイプのイルミネーションは発熱量が大きく、葉に密着させると葉焼けや変色の原因になります。LEDタイプで、かつ電池式または低ワットのものを選ぶのが安全です。幹に巻きつける場合は、葉に直接触れないよう少し浮かせながら巻くときれいに仕上がります。
水やり・置き場所は普段どおりに
飾り付けをしていても、その植物の基本的な管理は変わりません。冬は生育が緩やかになり水やりの頻度も下がるため、詳しい頻度は観葉植物の冬の水やり完全ガイドを参考にしてください。電飾やヒーターの熱で鉢の土が想定より早く乾くこともあるので、飾り付け期間中は土の乾き具合をこまめにチェックしましょう。
ペットや小さな子どもがいる家庭は誤飲対策を
ドラセナやフィカス属は、犬や猫が葉や樹液を口にすると嘔吐や皮膚刺激を起こす可能性がある植物です。小さなオーナメントや電飾のコードも誤飲・感電のリスクになるため、ツリー代わりにする植物は普段からペットの手が届きにくい場所に置くのが安全です。詳しくは猫に危険な観葉植物リストで確認できます。
よくある失敗例
失敗1:電飾の熱で葉が傷む
白熱球タイプや、葉に密着させすぎたLEDで、葉の一部が茶色く変色・乾燥することがあります。特に薄い葉を持つ品種は熱に弱いため、電飾は葉から少し離して巻くか、点灯時間をタイマーで区切りましょう。
失敗2:重いオーナメントで枝が垂れる・折れる
見た目重視で大きなオーナメントを先端の細い枝にまで飾ってしまい、翌朝には枝が下がって樹形が崩れているケースです。太い枝・幹の付け根を中心に飾り、細い枝は軽い飾りに留めましょう。
失敗3:飾り付け中に置き場所を動かしてしまう
写真映えする場所を求めて何度も移動させると、特にベンジャミンやリラータは葉を落とすことがあります。飾り付け前に置き場所を決めたら、期間中はできるだけ動かさないことが大切です。
失敗4:装飾に気を取られて水やりを忘れる・やりすぎる
賑やかに飾ると植物としての存在感が薄れ、水やりの管理がおろそかになりがちです。冬は根腐れのリスクも高まる時期なので、いつも通り土の乾き具合を確認してから水を与えましょう。
まとめ
| ポイント | 要点 |
|---|---|
| 選び方 | 樹形(直立・こんもり・円錐型)・常緑・高さ80cm以上 |
| おすすめ1位 | ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)|幹に電飾を巻きやすい |
| おすすめ2位 | フィカス・ベンジャミン|密な樹形でオーナメントを飾りやすい |
| その他 | ゴムの木、フィカス・リラータ、アラウカリア、ユッカも選択肢に |
| 飾り付けの注意 | 軽いオーナメント中心・LED低発熱の電飾・置き場所は固定 |
| 気をつけたい失敗 | 電飾の熱による葉焼け、重いオーナメントによる枝折れ、水やり忘れ |
本物のモミの木のように香りや質感を再現することはできませんが、観葉植物ならクリスマスが終わっても捨てずに、翌年もまた同じ株を主役にできます。今年のクリスマスは、育てている観葉植物をそのままツリーに変身させてみてはいかがでしょうか。
→ ツリー代わりの植物を新しく迎えるなら、観葉植物の商品一覧から樹形の好みに合う株を探せます。植え替えや土のリフレッシュには、通気性と排水性を両立したtokyoplantsのオリジナル用土『I'm original SOIL』がおすすめです。
→ 関連記事:ドラセナ属の図鑑ページ|フィカス属の図鑑ページ|ゴムの木(フィカス・エラスティカ)の図鑑ページ|フィカス・リラータの図鑑ページ|観葉植物の冬の水やり完全ガイド|猫に危険な観葉植物リスト
この記事を書いた人

Masashi Matsubuchi / tokyoplants
tokyoplants オーナー
東京・世田谷を拠点とする希少観葉植物専門店「tokyoplants」オーナー。自ら海外へ足を運んで一点ずつ厳選した株を買い付け、年間800株以上を自身の手で育てて販売しています。
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