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ザミオクルカスの育て方図鑑
植物図鑑

ザミオクルカスの育て方図鑑

by tokyoplants 編集部

基本情報

項目 内容
学名 Zamioculcas zamiifolia
科名 サトイモ科
属名 ザミオクルカス属
原産地 東アフリカ(ザンジバル周辺)
耐寒温度 10℃以上(理想は15℃以上)
日当たり 明るい間接光〜半日陰
水やり 完全に近く乾いてから
難易度 初心者向け

特徴

ザミオクルカスは、厚く光沢のある葉と直立するシルエットが特徴の観葉植物です。英語圏では「ZZ plant」として流通し、乾燥耐性と耐陰性の高さからオフィスや店舗でもよく使われます。

最大の特徴は、地下部の根茎に水分と養分を蓄える性質です。このため多少の水切れには強く、管理頻度を下げても育てやすい一方、過湿には弱く、根茎が傷むと回復に時間がかかります。

ザミオクルカスが初心者に向いている理由

  • 乾燥に強い — 水やり頻度が少なくても育つ
  • 耐陰性が高い — 室内の明るい日陰でも管理しやすい
  • 病害虫が比較的少ない — 管理がシンプル
  • 樹形が崩れにくい — 直立してまとまりやすい
  • インテリア適性が高い — モダンな空間と相性が良い

人気品種

ザミオクルカス(グリーン)

最も流通量が多い基本種。濃緑の葉にツヤがあり、丈夫で育てやすい定番タイプです。初めての1鉢にも向いています。

レイヴン(Raven)

新芽は緑で、成長とともに黒紫色へ変化する人気品種。シックな色味でインテリア性が高く、流通価格はやや高めです。

ザミフォリア・バリエガータ

斑入りタイプ。個体差が大きく、葉の色変化を楽しめます。一般種より成長がゆっくりで、光量が不足すると斑が弱くなる傾向があります。


育て方

置き場所

明るい間接光が入る場所が最適です。耐陰性はありますが、暗すぎる場所では成長が止まり、徒長しやすくなります。

  • 春〜秋:窓から少し離した明るい場所
  • 真夏:直射日光を避ける
  • 冬:窓際の冷気を避けて室内中央寄りへ移動

水やり

春〜秋: 鉢内までしっかり乾いてから、鉢底から流れるまで与えます。
冬: 土が乾いてからさらに数日待って与えるか、室温が低い環境では回数を大きく減らします。

ザミオクルカスは「水不足」より「水のやりすぎ」で弱るケースが多い植物です。迷ったら1〜2日待つくらいが安全です。

温度・湿度

  • 適温: 18〜30℃
  • 最低温度: 10℃
  • 湿度: 一般的な室内湿度で管理可能

寒さに当たると一気に傷みやすいので、冬は温度低下に注意してください。

用土

排水性・通気性の高い土を使います。保水が強すぎる土は根茎腐敗の原因になります。

おすすめ配合: 赤玉土5:軽石3:バーク堆肥2

市販の観葉植物用土を使う場合は、パーライトや軽石を追加して軽くすると管理しやすくなります。

肥料

春〜秋: 緩効性肥料を2か月に1回、または液肥を月1〜2回。
冬: 不要。

肥料は控えめで十分です。与えすぎると根を傷めます。

植え替え

2〜3年に1回、5〜7月が適期です。鉢を大きくしすぎると乾きにくくなるため、1号アップを基本にしてください。


増やし方

株分け

植え替え時に根茎の分岐ごとに分ける方法です。各株に根と芽が残るように切り分けると成功しやすくなります。

  1. 鉢から株を抜く
  2. 古土を軽く落とす
  3. 根茎の分岐を確認して切り分ける
  4. 切り口を乾かしてから新しい土に植える
  5. 植え付け後は1週間ほど水を控える

葉挿し

葉柄付きで挿して増やすことも可能ですが、発根まで時間がかかります。確実性を重視するなら株分けが実用的です。


飾り方のバリエーション

フロア置きでシンボル化

中〜大型株を床置きにすると、直立する葉が空間の縦ラインを作り、ミニマルな印象になります。

デスク・棚置き

小型株はデスクや棚に置きやすく、耐陰性もあるため室内の中間エリアでも使いやすいです。

モノトーン鉢カバー

黒・グレー・白系の鉢と相性が良く、葉のツヤを引き立てます。レイヴン品種は特にモダンな内装と好相性です。


よくあるトラブル

葉が黄色くなる

原因: 過湿、低温、古葉の更新
最も多い原因は過湿です。土が乾く前の水やりを見直してください。

葉がしわしわになる

原因: 水切れ、根のダメージ
乾燥だけでなく根傷みでも同様の症状が出ます。土の湿りと根の状態を両方確認します。

新芽が出ない

原因: 光量不足、低温、根詰まり
明るい場所に移し、適期に植え替えを行うと改善することがあります。

根元がぶよぶよする

原因: 根茎腐敗(重度の過湿)
腐敗部を除去し、乾いた清潔な土へ植え替えて養生します。進行が大きい場合は回復が難しいこともあります。


まとめ

項目 ポイント
日当たり 明るい間接光。暗すぎる場所は避ける
水やり 乾いてから。過湿を最優先で回避
排水性・通気性重視
肥料 春〜秋のみ控えめに
増やし方 株分けが最も確実
注意点 冬の低温と水のやりすぎ

ザミオクルカスは、少ない手間で長く楽しめる優秀な観葉植物です。管理の軸は「乾かし気味」と「低温時の慎重な水やり」。この2点を守れば、初心者でも安定して育てられます。

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