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ガジュマルの育て方|丸坊主剪定と気根の育て方
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ガジュマルの育て方|丸坊主剪定と気根の育て方

by tokyoplants 編集部

ガジュマルの育て方|丸坊主剪定と気根の育て方

ぽってりとした幹と、地上に露出する気根が独特の存在感を放つガジュマル。100均やホームセンターでも手軽に入手でき、初心者が最初に選ぶ観葉植物としても人気が高い。非常に丈夫な植物だが、置き場所や剪定のタイミングを間違えると樹形が崩れたり、葉が落ちたりすることもある。この記事では、基本の管理方法から丸坊主剪定、気根を太く育てるコツまで解説する。

ガジュマルの基本情報

項目 内容
学名 Ficus microcarpa
科・属 クワ科フィカス属
原産地 東南アジア、沖縄、台湾など
耐寒温度 5度(できれば8度以上を維持)
耐暑性 強い
耐陰性 ややあり(日光を好む)

沖縄では「キジムナー(精霊)が宿る木」として古くから親しまれ、街路樹や公園にも植えられている。自然環境では高さ20m以上に成長するが、鉢植えではコンパクトに楽しめる。

置き場所

ガジュマルは日光を非常に好む。年間を通して日当たりの良い場所に置くのが基本だ。

  • 春・秋: 屋外の日当たりの良い場所が理想。直射日光もOK
  • : 屋外で管理できるが、真夏の西日や直射日光は葉焼けの原因になる。遮光ネットや半日陰に移動する
  • : 室内の窓際に取り込む。最低気温が10度を下回る前に室内へ移すこと

室内管理の場合は、レースカーテン越しの光が当たる窓際がベストポジション。日照不足が続くと枝が間延びし、葉が小さくなる(徒長)ので注意したい。

水やり

季節によって水やりの頻度を変えるのがポイント。

季節 頻度 目安
春(3〜5月) 土の表面が乾いたら 3〜5日に1回
夏(6〜8月) 土の表面が乾いたら 2〜3日に1回
秋(9〜11月) 土の表面が乾いたら 3〜5日に1回
冬(12〜2月) 土の中まで乾いてから 7〜10日に1回

鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与え、受け皿に溜まった水は必ず捨てる。冬は成長が緩やかになるため、水やりを控えめにすることで根腐れを防げる。

肥料

成長期の4〜9月に緩効性の化成肥料を2か月に1回、鉢の縁に置くか、液体肥料を2週間に1回水やり時に与える。冬場は肥料を完全に止めること。休眠期に肥料を与えると根を傷める原因になる。

剪定・丸坊主剪定

ガジュマルは成長が早く、放置すると樹形が乱れやすい。剪定の適期は5〜7月。この時期なら多少切りすぎても旺盛に芽吹いてくれる。

通常の剪定

伸びすぎた枝や、内側に向かって生えている枝を根元から切り落とす。風通しが良くなり、病害虫の予防にもなる。切り口から白い樹液が出るが、これはフィカス属の特徴なので問題ない。肌が弱い人はかぶれることがあるため、手袋を着用するとよい。

丸坊主剪定

樹形が大きく崩れた場合や、一からやり直したい場合は「丸坊主」にする方法がある。すべての枝葉を切り落とし、幹だけの状態にする大胆な剪定法だ。

  1. 時期は5〜6月がベスト(真夏は避ける)
  2. 幹の好みの高さですべての枝を切り落とす
  3. 切り口に癒合剤を塗る(なくても可)
  4. 明るい日陰に置き、土が乾いたら水やりを続ける
  5. 2〜4週間で新芽が吹き出す

丸坊主後は直射日光を避け、新芽が安定するまで半日陰で管理する。

気根を太くするコツ

ガジュマルの魅力といえば、幹から伸びる気根。太く立派に育てるには湿度がカギになる。

  • 霧吹き: 幹や気根に毎日霧吹きをする。朝と夕方の2回が理想
  • ラップで保湿: 気根が出始めたら、濡らした水苔を巻いてラップで覆う。1日1回は外して通気させる
  • 高湿度の環境: 湿度60%以上を維持できると気根の成長が早くなる。加湿器の近くや、水を張ったトレーの上に鉢を置くのも効果的
  • 屋外管理: 梅雨時期の屋外は天然の高湿度環境。この時期に外に出すと気根の成長が一気に進むことが多い

気根は地面(土)に届くと一気に太くなる。鉢のサイズに余裕がある場合は、気根を土に誘導してみるのもよい。

よくあるトラブルと対策

トラブル 主な原因 対策
葉が黄色くなって落ちる 日照不足、水のやりすぎ、環境変化 日当たりの良い場所へ移動。水やり頻度を見直す
幹がスカスカ・ぶよぶよ 根腐れによる幹の腐敗 傷んだ部分を切除し、健全な部分を挿し木で再生
根詰まり 鉢の中で根がいっぱいになっている 1〜2年に1回、一回り大きな鉢に植え替える
葉に白い点がつく カイガラムシ 歯ブラシで擦り落とし、薬剤を散布する

幹がぶよぶよになった場合は根腐れが進行しているサイン。早めに鉢から出して傷んだ根を取り除き、新しい水はけの良い土に植え替えよう。

まとめ

ガジュマルは丈夫で育てやすく、剪定にも強い。初心者でも失敗しにくい観葉植物だ。日当たりの良い場所に置き、季節に合わせた水やりを心がければ、長く元気に育てられる。丸坊主剪定で樹形をリセットしたり、気根を太く仕立てたりと、育てるほどに楽しみが広がる植物でもある。植え替え時には水はけの良い土を選び、根詰まりを防ぐことも忘れずに。

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